2011年11月21日

修理依頼品 SRC製Hk416その③


前回で最後に書いた最大の問題ですが、画像のレシーバーをよく見るとうっすらと見える白い筋・・・
そうです、アッパーレシーバー側面に見事なクラックが入っていましたorz

クラックの状況を確認してみると、内側から見てトップレール真下の部分と、側面のL字になった
部分に沿って走っている事が分かり、内部に梁となる骨組みを入れて2液混合系の
接着剤で強固に固定すれば、少なくとも現状維持は可能と思い補修に乗り出しました。



そこで用意したのが、コニシ株式会社のボンドEセットと骨組みに利用するアルミ板です。

この接着剤は完全硬化するまで時間が掛かりますが、その分強固に固定され
金属同士にも使えるので今回の補修にうってつけといえます。

まずはアルミ板で骨組みの製作から入っていきます。


アルミ板にけがき針などで、あらかじめ決めた寸法通りに線を入れていきます。
今回は板金加工でコの字型のアングル材を作るので、折り込み用の線も入れておきます。

アルミ板は組み込む際にチャージングハンドルとのクリアランスも考慮し、厚さ0.5mmの
物を使用しているので、切り出し用の線を深く彫り込んだらハサミなどで切り出します。



周りが随分と散らかっていますが見なかった事に(笑

切り出したら、板金加工の折り曲げ加工を行います。
本来ならば専用の折り曲げ機がある方が確実なのですが、今回は比較的小型な
マテリアルで加工するので、万力で代用します。

写真では折り曲げ用のけがき線が外へ向くよう折り曲げてますが、これは間違いで
実際は内側へなるよう折り曲げないと、彫り込んだ線を軸に破断します(汗



周りが散らかt(ry

こうして出来た、梁となるコの字型アングル材です。
これから接着面の脱脂と表面を荒らしてレシーバーへ貼り付けますが・・・
思いっきり寸法を間違えた上に、作り方も誤っているため急遽作り直しに(汗

最終的に理想のサイズが出来上がるまでに、4つほど製作しました(笑



アングル材が完成したら、貼り付けるレシーバー側も脱脂し混合剤を塗ったくります。
アングル材を内部に接着したら、クランプなどを用いてしっかりと固定します。

硬化時間は20℃の環境で8時間との事で、それまで放置します。
(気温が高いほど時間は速まり、逆に気温が低いと硬化時間は長くなります)



そんなこんなで硬化時間も終わり、組み上げてようやく完成です。

フレームの汚れも全て落として、シリコンスプレーを吹いて軽く磨き直した後
スコープの取り付け軸も狂っていたので、スコープフィッティングも見直して
最後の動作確認、初速チェックも0.2g弾で91.5~93.2m/sと問題なく
これにて修理作業は全て終了となります。





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Posted by ハンク  at 22:48 │Comments(0)カスタム関係

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