2014年06月04日
S&T AR57 カスタム
昨年末に入手し、それからコツコツとチューンしていたS&T製 AR57ですが、まだ内部の仕様が
安定した動作を求めたほぼリチューンセッティングという仮の状態であり、公開時期をいつに
するのか悩んでおりましたが一応、外装部分については一区切りが着いたのでお披露目致します。
最終的な仕様はハイサイクルセッティングと合わせ、BTC系やASCU系とは異なる方式の
電子制御技術を用いた、ハイサイクル+バースト制御という形にする予定です。
まず、オプティカルサイトにはローマウント&マグチェンジを阻害しない小型サイトを両立した
海外製レプリカのVORTEX SPARCタイプサイトを搭載してあります。
ちなみにこちらのダットサイト、外観や基本的な機能は実物とそう大差はありませんが
ダットの光量が弱く、特に炎天下での使用には最大輝度にしても見づらい問題があります。
ストック基部にはMAGPULタイプのアンビスリングアタッチメントを装着。
ストック本体は元と同じクレーンストックタイプですが、S&T純正ストックはロック部分のガタが酷く
ストックをスライドさせた際、ロックがかからないという問題が頻発していたので、こちらを
VFC製のクレーンストックタイプに移し替えてあります。
また、ストック側には定番のストックガタ取り加工を施してあります。
アッパーレシーバーのハンドガード部には、G&P製のレールカバーとMOLLE対応のギアへ
銃を固定できるウェポンリンクを装着しています。
アウターバレルは、バレルエクステンションにより長短を2段階に変えられる仕様でしたが
こちらをG.A.W.さんに御願いして更に短く切り詰め、バレルレングスを10インチにすることで
ほぼハンドガードと同じ長さに作り替えてあります。
ハイダーはVFC製、KACインコネルタイプハイダーを装着。
メカボックスのノズルは元の真鍮削り出しから、G.A.W.さんに御願いして樹脂製の
ノズルを作って頂きました。
ノズル長はオリジナルの寸法をベースに、チャンバーとのフィッティングも行っており
BB弾の保持位置はピッタリ出るように調整されています。
アッパーレシーバーの結合部分は、金属パテを用いて爪のサイズを大型化しており
ロアレシーバーと結合させたとき、ガタが皆無となるよう加工してあります。
これにより、一本物であるモノリシックレシーバーの強みである剛性をしっかり引き出しています。
アウターバレルは根元のバレル基部のみでレシーバーに保持されるようしており、こちらは
G.A.W.さんに御願いしてガタが出ないよう、ガチガチに組み込んで貰っています。
元の状態では、バレル基部内径とアウターバレルの外径が合っておらずガタガタでしたが
ここを2液混合型のパテを用いることで一体化させ、ガチガチに補強してあります。
レシーバーに組み込んだとき、アウターを握って動かそうとしてもビクともしない強度があります。
チャンバーはオリジナルままですが、HOPダイヤル部分に本来は入っているはずの
緩み止めOリングが欠品していたのでこちらで追加しており、チャンバー先端には
メカボ側へ強く押しつけるよう、ロングタイプモーター用スプリング2個を繋いで取り付けてあります。
内部のHOPは今回FLAT-HOP系に頼らず、TM純正パッキンと押しのゴムパーツに
ノズルセッティングを施したのみとシンプルな構成にしてあります。
最後にストック内部の配線は、定番のT型コネクタに20Aタイプのサーキットブレーカーを取り付け
各種セパレートタイプバッテリー使用時の導通効率、過電流防止対策を行っています。
メカボックス内部はまだ未完成というか、あくまで安定して動作することを目的に組んだだけの
リチューニング状態なので公開を避けますが、こちらも完成次第改めてお披露目しようと思います。
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