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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年02月07日

SC製ピニオンギアに交換してみました



今回、G.A.WさんよりSiegetek Concepts製G4 モーターピニオンギアを購入したので
DSGカスタムガンに使用しているEG-30000モーターのピニオン交換を行ってみました。

導入などは既にG.A.Wさんの方で紹介されていますが、今回私が行った取り付け手順を
ご紹介いたします。




ちなみに東京マルイ製EG-30000モーターは純正だとロングタイプとショートタイプの
2種類しかありませんが、これはSR-635用のグリップに合わせるためミディアムタイプへ
ダウンサイジングをお願いして加工してもらっています。

ピニオンを見るとだいぶ痛んでいますが、これは先日行ったSR-635のギア交換時に
ベベル側のシムセッティングを間違えてしまい、掛かりが浅い状態でドライブさせたため
気がついたときには状態になってしまいました(汗




というわけで早速、SC製G4モーターピニオンに交換したいと思います。

ピニオンの仕上げはSC製各種ギアと同じようなクロモリ鋼に熱処理が加えられた
物となっています。




まずはイーグル製ピニオンリムーバーを用いて純正のピニオンを抜き取ります。

電動ガンのカスタムを行う際、ベベルギアとピニオンギアの相性問題や磨耗したピニオンを
交換する必要が出るケースがあるので一つ持っておくと何かと便利な一品です。




マルイのピニオンはモーター軸に対してそれほどキツイ圧入ではないので
比較的容易に取り外せます。

取り外したピニオンを見ると回転方向に向かって渦を巻くように歯が変形しています(汗




ここで取り外しとは逆の手順で取り付け・・・と行きたいところですが、SC製ピニオンギアは
海外使用のハイパワーカスタムに対応するよう、圧入が凄まじくキツイ仕様になっており
そのままでは取り付けが出来ず、無理をすれば軸を曲げてモーターを駄目にするリスクがあります。

製造、販売元のSC社ではモーターピニオンへ100~120℃の熱を加えてから圧入する
焼きばめ加工を推奨していますが(G.A.Wさんでも導入紹介で焼きばめを行っています)
それを行うと二度と取り外しが利かない仕様になってしまうので、シャフトの外径を落とす
研磨加工を行うことにしました。




このように万力などでモーターをクランプしたら、私がモーター慣らしでよく利用している
単三電池二本を直列で繋いだ電源に接続します。

スイッチを入れてモーターが回り始めたらヤスリでピニオンを圧入する部分を研磨しますが
このとき一気に削ると削りすぎてしまい、ピニオン内径に対してシャフトがブカブカになるので
加工する際には撫でるように少しずつ削っては現物合わせで慎重に行います。

そういう意味では今回の研磨方式より、焼きばめ方式が手っ取り早いと言えます。




慎重に作業を行い、無事ピニオンがEG-30000へ取り付けられました。

SC製ピニオンギアとベベルギアへの相性は東京マルイ製ピニオンとほぼ互換との事なので
SC製ギアだけでなく、各社カスタムギアへの相性も期待できそうです。  

Posted by ハンク  at 23:11Comments(0)カスタム関係