2012年05月12日

BEST GUN製MRP 再生計画③

BEST GUN製MRP 再生計画③

前回の記事から随分と間が開いてしまいましたが、やっと一区切りの所まで作業が進んだので
再生計画再開となります。


BEST GUN製MRP 再生計画③

以前までのおさらいとして再生計画中、最大の難所である無惨にも固定用のリブなどが
全て削り落とされたアッパー…

手持ちの工具や素材を使って修復を試みましたが、どれも上手くいかず
半場諦め掛けていましたが、5月のGW中に青森まで行く用事が出来、ダメ元で
ガンスミスエンジニアの石岡さんに相談を持ち掛けたところ・・・


BEST GUN製MRP 再生計画③

なんと、爪が復活しました・・・

石岡さん曰く、幸いにもアッパー後端の肉厚があったおかげでギリギリネジを打つことが
可能だったため、打ったネジをアンカーに強力なパテを用いて爪の作り直しが出来ました。

作業中のやりとりはチョロッとツイッターでも書いてましたが完成後、当事者の私は
テンションだだ上がりでした(笑


BEST GUN製MRP 再生計画③

もう一つ重要な加工に、純正以外のチャンバー移植があります。

元々BESTGUN製のMRPは初期型のメタルフレームを使用する設計のため
現在主流のシステマ型メタルチャンバーではなく、給弾部分とチャンバーが独立した
いわばマルイ純正の従来型M16A2やM4A1の様な構造の物を使用しています。

理由は後述しますが、今回はMADBULL製チャンバーをベースにMRP用チャンバーを
自作してみました。
主な加工のポイントは

・左右の水平リブの切り落とし
・HOPレバーが収まる上部のリブ形状調整
・現物合わせによる研磨加工(笑

を行っています。


BEST GUN製MRP 再生計画③

アウターにチャンバーを組み込んだ状態です。
MRPアウターバレルのチャンバー基部は、純正チャンバーに設けられた上下のリブで
水平出しをする作りになっているので、まずは干渉する水平リブを削り落としています。

さらにもう一点、重要な部分がチャンバーの上部リブが当たる箇所の切り込みが浅く
システマ型のダイヤル式チャンバーでは、HOPレバーのリターンスプリングが干渉するため
この部分の全長が短いドラム式のMADBULLチャンバーを利用しています。

ただし、この部分はフライス盤などを用いれば容易に汎用チャンバーに合わせた
加工が可能であると思います。


BEST GUN製MRP 再生計画③

外したパーツを取り付け、チャンバーを組み込んだところ問題なく内部で固定され
試しに指でチャンバーを動かそうとしたところ、ビクともしませんでした。

チャンバーの固定には、通常のスプリングによる固定が出来ないためアウター内部に
インナーバレル外径とほぼ同寸のスプリングを仕込み、メカボ側へ押しつけるようしています。


BEST GUN製MRP 再生計画③

組み上げた後、グリップの取り付けやストックを交換してお色直ししてみました。

今後の運用はセミオートライフルとして活用する予定ですが、まだMRP用の
スコープやマウントなどを用意していないので、早めに確保して取り付けたいと思います(笑



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Posted by ハンク  at 00:50 │Comments(0)カスタム関係

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