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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年12月09日

G&P製マリーン・バッテリー・ストック


G&Pより販売されているM16用固定ストックです。
カラーバリエーションとしてBK、OD、SANDの三色が存在しており
今回取り上げるのはODの物となります。

また、形状をそのままに小型化されたショートバージョンも存在します。


内容はストック本体の他に固定用のネジ、フレームとの間に入れるプレート
QD仕様のスリングスイベルが同梱されています。

本体の全長は265mmと固定ストックタイプとしてはやや小振りなので
意外に取り回しも利きます。

スリングスイベルは、ストック基部左右に設けられたホールへそのまま
取り付けが可能になっています。

内部に金具を介さないので、必要に応じて容易に向きを変えられます。


チーク部分の前後に設けられたバッテリー用の蓋は開閉が可能です。

構造上、電動ガン用バッテリーの出し入れにはチーク部分を分解する
必要があるので、ケーブルをここから引き出して端子間の接続をする
といった工夫が可能です。

チーク部分を分解した状態です。
内部のコンポーネントは非常に広く、G&Pによると同社製10.8v 4000mAh
が内蔵可能との事です。



試しにA123S 18650セルの3セル9.9Vバッテリーを入れました。
画像の通り、かなり余裕があり大抵のバッテリーならば内蔵可能と思います。

内部にFETデバイスなどを入れる際にも重宝しそうです。


続いて26650セルの2セル6.6Vバッテリーを入れてみましたが・・・
入るには入りましたが、後述する完全分解後に組み直す形でなければ
内蔵できませんでした(笑



取り付けに際して、ここはG&PのHPでも記載されていますが
ロアフレームのストック基部を約25mmの長さまでカットしないと
ストック側がつっかえて取り付ける事が出来ません。



取り付けに置いてもう一つの問題が、バッテリーケーブル用のスリットです。
スリット自体のサイズはそこそこありますが、チークの樹脂部分や
ストックのフレーム等が障害物となり、ミニバッテリーなどで用いられる
JST-ELタイプコネクタで押し込めばギリギリ入る・・・という程度です。
この辺は使っているコネクタによっては工夫が必要となります。

さて、ストックの分解方法に移ります。

まずはストック基部の下部にあるイモネジを取り外します。
サイズは1.5mmです。


続いて、バットプレート部のネジを取り外します。
上下二本ありますが、外すのは上の一本のみで大丈夫です。




イモネジと-ネジの二本を取り外せば、ストック本体を二分割に出来ます。
この状態から残った樹脂のチーク部分を引き抜く事が出来ます。




完全分解する事でストック取り付け用ネジを楽に締める事が出来ます。

分解結合はそれほど難しい構造ではありませんが、太いフレームで
構成された故か異様に本体剛性があります(笑


全体としてコネクタを引き出すスペースはマイナスポイントですが、固定ストックとしては
控えめな全長に、構えやすい形状や広めのバッテリーコンポーネントなど
利点も多く存在し、個性あるデザインからアクセントとしても一役買ってくれそうです。

スペックデータ

価格:¥12,000前後
全長:265mm
重量:730g(本体のみ)

ストックタイプ:フィクスドタイプストック  

Posted by ハンク  at 23:45Comments(0)パーツインプレ